シークヮーサーから生まれた沖縄の新しいローカルワイン
「Occi」は、沖縄県産のシークヮーサーから生まれたお酒です。いつでも沖縄の太陽を感じられることをコンセプトに、爽やかな香りと黄金の美しい果汁の色を活かしてシークヮーサーを醸造しました。県産のりんごを使ったシードルを作る青森県のように、シークヮーサー果汁で沖縄のローカルワインづくりをめざしています。泡盛でもビールでもないし、爽やかで軽やかな口当たりをお楽しみください。いつもの食事。休日の昼下り。キャンプやBBQの太陽の下。ホテルのビーチサイドやラウンジでのんびり過ごす夕暮れ。食後の一杯に。家族や仲間と過ごす大切な時間、沖縄の楽しい思い出。爽やかな風と透き通る海をどこへでも。大切なひとときにOcciで乾杯。
販売元:オッチサイダリー株式会社
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わたしたちがよく知るシークヮーサーは9月ごろに収穫される青切りの果実で、とても酸っぱい食べ物という沖縄の言葉が語源となっているようです。シークヮーサーは別名「ヒラミーレモン」と呼ばれる沖縄固有のレモンです。丸みを帯びた中低木で、シークヮーサー畑では南向きの斜面に植えられ、太陽と山地の恵みを利用して育てられています。初夏には五弁の白い花を咲かせ、ミツバチや風によって受粉し、10月にはたくさんの果実を実らせます。鳥が集まる頃にシークヮーサーの果実は完熟し、また次の花を咲かせるために栄養を蓄えます。人が手を入れながら、沖縄北部の森は守られ、豊かな海につながって循環していきます。
シークヮーサーで醸造酒? 醸造酒とは、原料に酵母を加えてアルコール発酵させたお酒のこと。ぶどうで作るワインや、りんごで作るシードルと同じく、シークヮーサーの果汁を醸造したお酒がOcciなのです。糖度が少ないシークヮーサーは加糖することで酵母の発酵を助けています。一方で、酸度の高い果汁はカビなどを殺菌する手助けをします。醸造用アルコールは使用せず、非常にシンプルでナチュラルな醸造方法です。
オッチサイダリー株式会社 代表 笹尾奈美 2018年まで、oHacorteの立ち上げからチューイチョーク株式会社に在籍。oHacorteの人気商品のヒラミーレモンケーキの開発がきっかけで、沖縄県のシークヮーサー農家の現状や、その持続可能性に課題を感じ、oHacorteブランドとして県産のシークヮーサーの6次化産業の取組みを模索していました。県産のりんごを使ったシードルを発信する青森のように、シークヮーサー果汁で沖縄のローカルワインつくることは、その時には、すでに始まっていました。ビールが苦手なので、沖縄の果物で作られたローカルのスパークリングワインがあったら最高なのに。これがオッチサイダリー株式会社設立の礎となり、チューイチョーク株式会社から開発を引き継ぎました。(2022年9月酒類の製造免許取得)太陽の下で気軽に飲める沖縄のローカルワインを、全国のみなさまへお届けします。