木の使いみちに、驚きを。
木を使い、山を育て、水を守る。QINOは水と森を守るプロジェクトです。水源林を育むフォレスターや山麓の人々と共創し、森林環境へのエールとなる製品や体験の開発を行なっています。
販売元:株式会社fabriq
霊峰白山麓を舞台に、地域や職種の垣根を越えた人々で森林課題に向き合う地域共創プロジェクト。 戦後、国策により大量の針葉樹が植林され、70年が経つ今、それらの多くは伐られることなく放置されています。木を伐採して使い、次の木を植え、森を育てる。この循環を取り戻すための活動として、私たちは木の新しい使いみちを創造しています。
市全体がジオパークである白山市は、霊峰白山から日本海、そしてその山と海を繋ぐ一級河川の手取川が存在し、とても特殊な地形が魅力の地です。 白山麓の中には北陸最大となる手取川ダムがあり、石川県の70%を超えるエリアの生活用水を供給しています。ダムの上流に位置する白峰村は水源の地であり、QINOの始まりの地です。重要伝統的建造物群保存地区としても指定されており、魅力ある風土と文化が広がっています。この地の森をフォレスターは水源林とよび、古くから守り、自然と共存して暮らしてきました。
QINO Soda 木から生まれた スパークリングウォーター 炭酸とともにはじける、草原のように爽やかな香り。奥にひそむ、紅茶のようにほのかで甘い香り。穏やかな気泡が舌先に優しく刺激を与え、心地よい苦味が口中を引き締める。まるで深い森にいるような寛ぎを感じることのできるノンアルコール微炭酸飲料です。 原料には石川県の水源地、白峰の森でとれる香木クロモジをつかい、白山麓から湧き出すミネラル豊かな伏流水で蒸留しました。
蒸留という一手間を加えることで、飲み物へと生まれ変わった樹木たち。白峰の森では、杉の間伐時にクロモジが下草として破棄されてきました。棄てられゆく自然資源。そこに思ってもいなかった使いみちがあるとするならば。QINO SODAはそんな想いから誕生しました。 地元のフォレスターや蒸留家、地ビール工場や、福祉施設を1つに繋ぎ、原材料から、蒸留、瓶詰め、さらには梱包発送まで、ものづくりの全てを石川県で完結させました。売り上げの一部は、新しい森づくりへ。QINO SODAは、飲むことで森の循環に加わることができる、唯一無二のスパークリングウォーターです。
野生のクロモジを蒸留して生まれる複雑な香りは、舌を楽しませながらもすっと消えます。そのためお料理の味わいを邪魔せずにお楽しみいただけます。お蕎麦や天ぷらなど山の素材の料理はもちろん、クロモジの香りはスパイスやハーブを使った料理にも相性が良く、食材の香りと合わせることで一層美味しく感じられるでしょう。
主宰・ディレクター:高平晴誉 (fabriq)、コンセプター:諏訪綾子(food creation)・古井真也(food creation)、フォレスター:尾田弘好 (白峰産業)、蒸留技師:大本健太郎 (EarthRing)、調香師:川上由香 (EarthRing)、ハザイナー:福江翔太 (bibibi)、アドバイザー:中野進 (白山市議会議員)、商品開発責任者:三嘴 光貴(fabriq)、ランドスケープデザイナー:吉田葵 (AOI Landscape design)、アーキテクト:高石竜介 (AOI Landscape design)、フィトテラピスト:林雅子 (PHYTO soixante-deux)、アロマテラピスト:青木舞子、アーティスト:佐々木類、農業科学者:木村龍典 (dot science)、イベントマネージャー:高橋律子 (ひいなアクション)・モンデンエミコ(ひいなアクション)・今井美穂、旅館:和田智子 (和田屋)・北村祐子 (岩間山荘)・山崎太一朗 (ろあん)・高木啓介 (ふらり)、茶寮:北崎裕 (杣径)、酒造:吉田泰之 (吉田酒造店)、料理研究家:つぐまたかこ・山崎亮子 (ATELIER tabel)・濵田典子・藤本貴子・高畠恵、写真家:渡会審二・安川結子・黒崎健一、映像作家:平井健太 (UKIGUMO)、アートディレクター:小林洋介 (Kitchen Sink.)、デザイナー:関口聖司・南部寛子 (桑木)、クリエイター:古谷祐司、コピーライター:漆畑陽生 (CLINT)、PR:中川雅俊 (quod)・宮本倫瑠 (quod)、Webサイト:Garden Eight、コンサルタント:土谷豪、コーチ:飯田貴大