クラタペッパー

3種の胡椒： （左）緑色で大粒の実を天日干しした黒胡椒 （中）完熟した実だけを集めて天日した、極上の完熟胡椒 （右）天然の湧き水につけて発酵させて、皮をむき天日干しした白胡椒

カンボジアの作り手と共に、農薬や化学肥料を使用せずに栽培しています。収穫の時期は3月頃。５メートルほどの胡椒の木から、丁寧に手摘みで収穫しています。

収穫時期の胡椒の房： 青い実が「黒胡椒」、赤い熟した実が「完熟胡椒」。胡椒の花が咲く時期に、花の蜜を舐めにくるシュモクバエのおかげで自然に摘果され、残った花がより大きな実に育ちます。

完熟胡椒： 樹上で真っ赤に熟した実のみを一粒ずつ手摘みで収穫し、天日でじっくり干します。天日乾燥することで、旨味や香りが凝縮していきます。

胡椒はつる性の植物です。添え木を使って成長し、収穫ができるようになるまで、５〜６年かかります。支柱にくくりつける紐は、植物から作られており、胡椒の木が大きくなるとちぎれて自然に土に還ります。

倉田浩伸： カンボジアで1997年に胡椒農園を創業。クラタペッパーに関わる全ての人々が経済的自立し、価値観の多様性を認め合い、世界平和に繋げられるようにという思いのもと、毎年安全で高品質な胡椒をお届けしています。