太古から湧き出る『湧き塩水』を完全天日干しをした結晶塩
古代ローマ時代から方法を変えず作り続ける、スペイン北部から来た完全天日干しの結晶塩『バスクの塩アンセストラル』。国立公園であるピレネー山脈の雪解け水が地下水脈を形成する過程で、地下3,000m付近に眠る2億2千万年前の岩塩層を通過して、再び地上に現れることで、湧き水がすべて『湧き塩水』になって出てきます。その『湧き塩水』を、5月から9月の間にだけ太陽と風の力のみで天日干しを行い、出来上がった結晶を掬い取って皆様の元にお届けします。
販売元:上田商店
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私たちは、スペイン北部の山の中で湧き出る『湧き塩水』の結晶塩を作る生産者から、『バスクの塩アンセストラル』という商品を、日本の皆様に届けるためにUEDASHOWTeN/アンセストラルジャパンを立ち上げました。 食養生を学んだ妻を、食品の輸入商社で経験を積んだ夫が支える形で事業を営んでいます。 スペインのパンプローナという牛追い祭で有名な街に仕事で出向いた際に、別のお仕事のパートナーである女性の方に『近郊で美味しいお塩はありますか?お土産で買って帰りたいのですが』と尋ねました。 その時に出会ったのが「バスクの塩アンセストラル」です。 帰国をしてお土産として、妻に塩を渡し、2人で一口食べたところ、今までで食べたことのないお塩の味が口の中に広がり、目を見開いて妻と顔を見合わせ『美味しい!』となったのを覚えています。 感動のあまり、すぐに日本で販売させてほしいことを生産者にメールしました。 翌年の2019年の夏に、現地への訪問。スペインに行く前に一度オンラインでお話をして、8月の夏のスペイン北部に向かいました。その地では、私たちの訪問を歓迎してくれました。
私たちが興味を持ったのは、『伝統産業であること』『これから新しくブランドを作る』『湧き塩水を天日干ししている』という箇所でした。 生産者のリーダーであるホシュが塩田の説明、『湧き塩水』が流れる川の説明、そもそもなぜ海から100kmも離れた山の中で塩水が湧いてくるのかという説明などを細かくしてくれました。 その説明を聞きながら、塩田で製塩体験をしたり、塩の結晶の作られ方と天気との関係性に関して説明を受けました。 そんな風に、自然とともに暮らす生産者であるホシュを見て、自然と生きる姿にますます感動をしたのを覚えています。そんな彼が営む製塩事業から出来るお塩であれば間違いないと思い、私たちの想いをホシュと、アンセストラルを共に営んでいるエルネストに精一杯伝えました。 彼らと食事をして、自分たちの事を話しながら、これからの未来を話しました。古代ローマから営んできた製塩事業の一役を担える事がとても嬉しい事だと感じるとともに、日本での販売パートナーとして私たちを選んでくれたことに感謝です。
・ANCESTRAL(バスクの塩アンセストラル)について 先祖代々、受け継いできたスペイン北部の山の中の塩田。 伝統産業ということもあり、近年近隣の製塩事業を営む方々が廃業をしていく光景を見て、我々は新しい取り組みに乗り出しました。 元々、フランスのビオスーパー『ビオセボン』でバイヤーとして働いていたエルネストとタッグを組み、古代ローマから伝わる製塩事業を新しくブランドを立ち上げました。そのブランドが『ANCESTRAL(バスクの塩アンセストラル)』です。 『バスクの塩アンセストラル』は国立公園の山々の中で、太古から湧き出る『湧き塩水』を川の近くの塩田に引いてきて、完全天日干しで製塩を行っています。お肉や野菜、お豆腐や、納豆などにも合い、食材の美味しさを引き出す味が特徴です。 『バスクの塩アンセストラル』の塩田は、小さな村の外れにあります。かつて製塩事業を営んでいた近郊にお住まいの方々も、『アンセストラル』を応援しており、日本でも愛される商品にしたいと思います。 食を愛する多くの方々と出会い、『バスクの塩アンセストラル』を広めていってくれるパートナーと出会える未来を楽しみにしております。